りてらりっ―深風高校文芸部 (一迅社文庫) 感想

 本当は「シアター!」の感想を書こうとしたのですが、本が見あたりません。どうもビール犬に持ち去られた模様。
 シアター!の感想は本が戻り次第と言うことで。

 その代わりと言っては何ですが、標題作の感想など。

◎ 最近流行の部活モノ

 小説家を目指す“文学少女”藤枝沙織が、憧れの「文芸部」へと足を踏み入れようとしたそのとき―部室の中から轟く悲鳴!? そんな衝撃の出会いを皮切りに、待ち受けるは、ひとくせもふたくせもありそうな部員たち…繰り広げられるのはぬるい「ヲタ会話」!?果たして沙織が望む「創造空間」はそこにあるのか?それともオタク部員に染め上げられてしまうのか!?まったり系「文芸部」の物語。

 最近流行の部活モノです。「ラノベ部」とか「僕は友達が少ない」とか「ぷれいぶ」とか、生徒会を部活と見なせば「碧陽学園生徒会」シリーズとか、今月の新刊で「GJ部」とか。
 そんな中でも、シチュエーション的には「ラノベ部」に近いと言えますね。

 作中の文芸部の部員は新入部員の沙織と要を入れて4人すべてが女の子という、男抜きのストーリー展開です。
 中でも部長の真奈美は腐女子、副部長の雪乃はプロのラノベ作家、要は隠れオタクという環境の中で、唯一の普通の人(というか、彼女は文芸オタク)であり、小説家を目指す沙織が周りに影響を受けながら少しずつ成長する物語…と書けば少々かっこいいのですが、まあ何というか腐女子的なニオイをまき散らしながらまったりと進んでいきます。

 うーん、男が出ないラノベって、クリープを入れないコーヒーのようで何となくしまりがないというか緊張感がないというか、そんな風に感じるのは、私が少女マンガを読まないせいか、はたまたラブコメという「既成概念」に囚われているせいか…。そのあたりは定かではありませんが、そもそもストーリー的にも大きなヤマがあるわけでもないという、やっぱり最近流行の部活モノの特徴そのものズバリであるわけです。(ちなみに「ぷれいぶ」はそれなりに熱い展開だったことを敢えて記しておきましょう。)

 そうなると、楽しむところは会話とギャグ…というところでしょうが、そのあたりはイマイチ。となると、結論を言えば、あまり面白くなかったというのが正直なところです。
 辛うじて読了したものの、途中で他の本に目移りしましたからね、実際のところ。
 ちなみに、絵のタッチも私の趣味とは外れていました。

 ズバリ、全体的に私の趣味に合わなかったということで★2つです。



りてらりっ―深風高校文芸部 (一迅社文庫)
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