大人げない橋下知事 トップの『品格』

 今日のニュースを見て思ったこと。


<以下引用>
大阪府の橋下徹知事は8日、全職員に一斉送信した知事メールに対し、批判する返信をした保健所勤務の40歳代の女性職員と、上司の所長(管理監督責任)を厳重注意処分にすることを明らかにした。

 橋下知事は1日夜に全職員に送信したメールで、府が約380億円の損失を被った紀の川大堰(和歌山市)事業を巡り、「恐ろしいくらい、(職員の)皆さんは冷静です。民間なら、組織あげて真っ青ですよ!」などと、公金に対する意識の低さを指摘した。

 これに対し、この職員は「このメール配信の意味がわかりません」「文も論理的でなく、それなりの職についている人間の文章とも思えません」と知事に返信。「愚痴はご自身のブログ等で行ってください」「(この)メールを読む時間×全職員の時間を無駄にしている」などと記した。

 橋下知事は府庁で報道陣に対し、「上司に対する物言いとして非常識。民間ならあり得ない」と怒りをぶちまけ、「府民の代表に物を言っている自覚が足りない。どこかでけじめをつけなければいけない」と、処分の理由を説明した。
<引用おわり>


 橋下知事、大阪府職員職員某氏のメールの全文を読んだわけではないので一概には言えませんが…。

 これまで橋下知事の発言を総合すると、ちょっと大人げないな…という感想を持ちました。

 府職員が冷静(に見えた)…というのはあくまで橋下知事の「感情論」です。それとも、上層部みんなで(それがたとえお芝居であっても)青い顔してオタオタでもしていたらいいのでしょうか?
 いや、冷静に事を分析して修正するのが合理的かつ本来の姿だと思います。組織のトップたるもの、そんな感情論の応酬で怒り出し、処分前にマスコミに吠えるなんて大人げないですよ。
 いや、もっとひどいな。マスコミという強大な力を使った「パワハラ」まがいのやり方ですよ。

 知事になりたての頃とは違い、民主党が今よく言っている「前政権の…」などということはいつまでも言っていられません。今居る府職員の「不始末」は今の知事の責任です。しかし、橋下知事の発言からはどうもそんな雰囲気は感じられず、未だ他人事を野党のごとく攻撃しているように感じられるのは私だけでしょうか?(←あくまでも「感情論」ですがね。)

 また、知事=「府民の代表」というのも一つの見方ですが、一面では「大阪府株式会社」の社長なわけです。その社長がメールでの発言でけんか腰、反論メールが来たら「処分」では、職員に対する「愛」が感じられませんね。某氏が「ブログでやれ」というのも頷けます。
 ただ、ブログでやったら府職員から総攻撃を食らい即炎上するかも…。

 橋下知事の言っている「民間」って一体どの辺のことを言っているのでしょうか。「俺は民間」と思っているのでしょうが、橋下知事のようにマスコミに対して「口が軽い」人は民間のトップにそうはいない。

 そもそも橋下知事のマスコミを利用したアピール手法(けんか腰、脅し文句を使った恫喝など、十二分に自分の地位を利用したものですよね。)に大組織のトップらしくない子どもっぽいところがあると思っていましたが、今回のことで彼の府職員を見る「目線」…要するに「上から目線」であることがこれでハッキリしたとも言えます。
 俺は府民の代表で偉いんだ。そんな偉い自分に逆らうヤツは「潰す」…と。

 そんな社長の下で、職員が愛社精神を持って一生懸命働くとは思えないですね。少なくとも知事のためには。

 結局、彼の言っている「民間」とは、恐怖政治をカリスマと履き違えた文句言いのワンマン社長のことなんですな。

 ただ、これは相手が府職員だから…と思ってはいけません。こういうところで経営者の器、人間の本質が出るのです。彼の政策に反対する府民に対して、同じような「牙」を向けない理由はないのです。「府民の代表が言っていることに反対するのか」と。

 一応、彼の功績もマスコミを通じての発言力も認めていますが、そろそろ「府民の代表」とともに「大阪府株式会社」のトップとしての『品格』を持ってもらいたいものです。

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